教室案内
教室理念
私は、音大卒業後からやヤマハ音楽教室で7年ピアノ個人レッスンをしてきました。
この7年間で小さなお子様の指導にあたり教育の楽しさを感じました。
始めて 初めてピアノを習うお子様は、何も知らない真っ白なキャンバスです。
そのお子様が少しずつ色をつけていくように 音楽の楽しさを伝えていくことが
大切だと感じました。
ただピアノの前に座って弾かせているだけでは、すぐに飽きてしまいます。
いかに楽しくレッスンの時間を充実させるかに気を遣います。
小さなお子様のレッスンには、ソルフェージュといって音楽の基礎を勉強します。
ソルフェージュとは、リズム打ちをしたり、音読みをしたり読んだ音を音程をつけて
歌ったりと絶対音感の基礎になる訓練もします。
お子様は、真っ白なキャンバスですから知らないことを 知る楽しさに変えて
グングン吸収していきます。
その後小学生では、私がピアノを弾くとノートにリズムも音も正確に書けるようになります。いわゆる聴音というものです。
お子様は、この聴音が大好きで、皆がもっとやりたいと言います。
出来ることが楽しさに変わっていった証拠です。
小学生も高学年になるとピアノの発表会では素晴らしい演奏ができるようになります。
学校の伴奏の代表にも選ばれて益々自信をつけていきます。
卒業式の伴奏の代表に選ばれたり、学習発表会の伴奏に選ばれたりとピアノを習っていて
本当に良かったと皆さん言っています。
中学生になると合唱コンクールの伴奏に選ばれて市民会館大ホールでの演奏ができて
やりがいもあり音楽的表現が発揮できる絶好の機会となります。
今大人の方もレッスンに多く通ってみえます。
主婦の方、お仕事をお持ちの方など忙しい中、生きがいとやりがい、癒やしを求めて
レッスンに通ってみえます。
大人の方が発表会に出演されると会場からも、ひときわ大きな拍手に包まれ皆様
照れくさいような表情をしながらも とても嬉しそうです。そして「また出演したい」と言われます。
これからピアノを始めたい方も、ぜひこの音楽の扉を開いてみませんか?
必ず始めて良かったと思えることでしょう。
1人レッスンの良さは、一人一人と真剣に向き合えることではないでしょうか?
グループレッスンですと、どうしても年間カリキュラムに添って進めなくてはいけません。
出来ても出来なくても、分かっても分かっていなくてもどんどん進んでいきます。
個人レッスンは、出来ていることをしっかりと確認しながら進んでいきます。
途中で分からなくなった時は、少し戻って復習をしながら進んでいきます。
ピアノ個人レッスンですと、お母様から子育ての相談をされることも多いです。
私も3人の子供の母親です。子育てで悩んだりして子供を育ててきましたので多少なりの
子育て経験からお母様にアドバイスをすることもあります。
話をしていると子育てで悩んでいるお母様が、ふっと顔が明るくなり帰られる頃には
素敵な笑顔で帰っていかれます。
大人の方で「性格的に他の方と話すのが苦手です」と言われる方も見えて、私が
「私もそうですよ」と話していると話が弾み、その後レッスンもどんどん進んでいきます。
ピアノレッスンは、ただピアノを弾くだけではなく、相手への思いやりや信頼関係がないと前に進めないなと感じます。
人と人との深いつながりがあってこそレッスンも はかどります。
そこは、26年の実績がありますのでどこが弱点か どこを伸ばしていけば良いか
こういう話し方の方が分かりやすいのか・・など今までの経験を基に進めていきますので
お任せして頂きたいです。
ピアノを始めるにあたっては、心配なことも多いでしょう。
でも初めは誰もピアノは弾けません。出来なくて当たり前です。
しかし他の人と比べることは良くありません。
半年後、一年後の自分と比べて下さい。必ず成長が確認出来るはずです。
そして発表会で自分の演奏を披露出来たらそれはとても素敵なことです。
一人だけで弾いているのも勿論素敵なことです。
しかし発表会は、演奏と同時に自分というものが表現できる絶好の機会です。
人前で弾くことがどれだけ人を成長させるのでしょうか。
発表会1回出演するのは、100回分のレッスンに匹敵すると言われます。
生徒がこの曲を弾きたいと言って難しい曲を持ってきた時、私は心の中でちょっと無理かな?と思っていても必ずやり遂げます。素晴らしく上手に弾けるようになります。
どこからこんなパワーが出てくるのかと思います。
弾きたい気持ちがどんなことでも乗り越える強い気持ちに変わるからでしょう。
どんなことも出来ることに変えてしまうパワーがある発表会だからです。
本当に発表会は魔法ですね。
発表会で、生徒の曲を一曲一曲聴いるとその人の人生が見えてきます。
この曲にかける想いというのか・・そういうものが伝わってきます。
発表会では、始めは弾けなくてとても苦しんでいたのに、立派に何事もなかったかのように舞台で弾く姿を見ていますと、
今までの事が走馬灯のように蘇り私も胸がいっぱいになります。
このように皆様と音楽を通して出会えることに大変感謝をしています。
一人一人の音楽に向き合う真剣な気持ちに応えられるように
これからも指導していきたいと心に誓っています。